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ルタバガ ラタバガ RutabagaTX

カテゴリ:やさい

ポツポツと栽培している人もいます。
これからメジャーになればと思います。

ファイル名:rutabaga202212tx.jpg

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ルタバガ  ラタバガ スウェーデン蕪 
Rutabaga  Swedish Turnip

科:アブラナ科 Brassicaceae
属:アブラナ属 Brassica
種:セイヨウアブラナ napus
変種:ルタバガ ver. napobrassica

セイヨウアブラナの変種。
同属の、カブや大根に似ています。カブの種はラパ Rapa、ダイコンはダイコン属 Raphanusで、別物です。
茎近い部分がずいぶん紫色の個体もあります。
断面は黄色みのある、バターに似た感じの色です。
堅くしまって、水分の少ない印象。
海外で販売されるものは、パラフィンのワックスでコートして乾燥を防いで販売されたりするようです。
保存性は悪くない印象で、日本では新聞にくるんで野菜室で良さそうに思います。


【 来歴 】

スウェーデンが原産。16世紀ごろ繁殖もされたようですが、自生していたとの説もあり、詳しい由来はわかりませんでした。
一部の国では、カブ=「飼料」でもあります。とくにドイツの高齢者は、戦中の食糧危機で、仕方なく飢えをしのぐために食べたルタバガを好まない人もいるようです。
FAO統計データベースを調べましたがデータがないようです。Turnipとして集計されているのかもしれません。北欧、英国周辺、北米のほか、ニュージーランドでも栽培され、多く食べられているようです。

ハロウインといえば、「ジャック・オー・ランタン」をカボチャで作ります。
じつは、元々は「ルタバガ」をくりぬいて作ったもので、のちに入手しやすいカボチャに変わったものです。スコットランドでは現在も、ルタバガでジャック・オー・ランタンを作ります。

【 実際に食べてみた 】


カブの塊根部分をスライスして食べてみる。
わずかな辛味、ダイコン似の香り。水分は日本のカブより少なく、でんぷん質でゴリゴリしている。
甘味も感じられて、塩をふって浅漬け風にしても、なかなか美味しい。
堅いので、かなり薄めに切ってください。
クセのようなものはほとんど無く、和食でも違和感がないと思います。
細切りにして、きんぴらとか美味しそうです。
コリコリとした食感たっぷりでしょうね。


海外では、スライスしてグラタンや、スープ、焼いたりと実に様々。
というわけで、今回は、一般的な調理法だという、マッシュしてバターを加えて、食べてみることに。

① 小さめに切る
② 15-20分ゆでる
③ お湯を切って鍋に戻し、塩コショー、バターを加えてマッシュ。加熱~少し水分を飛ばす。

ポテトに似た感じを想像しましたが、思いのほか水っぽいので、少し加熱して水分を飛ばすといいと思います。
ミキサーのほうがスジっぽさが残らず、きれいにつぶせていいでしょう。
味は、ダイコン+じゃがいも?のような感じで、加熱で甘味が増し美味しくなります。


ほとんどクセがなく、魚料理や牛乳やチーズとも合いそうです。
ただ、どこかダイコンのような味がするので、マッシュポテトとは別物です。
ニンジンを混ぜると色みも楽しくなります。


グリルした魚に付け合わせしたり、牛乳でゆるめにしてピューレ状にして、ソースとして使ってはいかがかなと思いました。
加熱も、火の通りは良い印象です。
トマト煮込みにしても短時間でできる印象です。

【 余談 】


デンプン質が多く、密度が濃く、コリコリしています。
何かににているな?と思って、考えてみると、「コールラビ」に似た感じです。


ちなみに、コールラビは、アブラナ属ヤセイカンラン種。


202212

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