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秋映 赤りんご|心にチクっとささるワードで作る「ちくわPOP(ちくわぽっぷ)」|農産物直売所やスーパーの青果売り場の活性化に!農に特化したPOPが無料!!

秋映 赤りんご

カテゴリ:くだもの

長野りんご三兄弟のひとつ。

ファイル名:akibae-apple20210928.jpg

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秋映 あきばえ

個性的な外観で、一目でそれとわかる、存在感あるリンゴ。


【 品種登録情報 】
意外なことに、個人育種のリンゴです。長野県 小田切健男氏の育成。
農水品種登録データベースを抜粋転載

作物区分 果樹
農林水産植物の種類 Malus Mill. (和名:リンゴ属)
登録品種の名称 秋映 (よみ:アキバエ )
登録年月日 1993/03/10
育成者権の存続期間 18年
育成者権の消滅日 2002/03/12
品種登録者の名称及び住所 小田切健男 (383-0012 長野県中野市大字一本木57番地)
この品種は、「千秋」に「つがる」を交配して得られた交雑実生から選抜育成されたものであり、果実は円、大きさは300g程度、赤色で、育成地(長野県中野市)で9月上旬に成熟する早生種である。・・・果肉の色は黄白、硬さは硬、きめは中、密の多少は無~僅か、甘味は中(糖度14度程度)、酸味は中、渋味は無、香気、果汁の多少及び種子の数は多である。成熟期は早、育成地においては9月上旬で「つがる」よりやや遅い。後期落果は無~僅か、果実の生理障害は少、普通貯蔵はやや長い、心かびの発生は無~僅かである。「つがる」及び「千秋」と比較して、節間長が短いこと、果皮を被う色の強さが濃いこと、色の型が縞不明であること、さび状果点が有ること等で、「未希ライフ」と比較して、王冠が強いこと、さび状果点が有ること、果点の大きさが大きいこと等で、「かんき」と比較して、ひざ状果点が有ること、果梗の長さが短く太さが太いこと等で区別性が認められる。


【 育種者情報 】

小田切健男さんは故人となられています。妻 知江さんの記録が残っていますのでご紹介。
「信州中野のおいしいリンゴ」
https://www.city.nakano.nagano.jp/docs/2015121800024/file_contents/1415.pdf
7年の歳月をかけて昭和63年に初めて結実。最初は「高秋(こうしゅう)」で申請しましたが、既に登録があったので、「色づきよく、秋の空に映える」という意味をこめて名付けたそうです。
これだけ栽培が広まった事は、人柄がしのばれる温かい話です。

【 その他情報 】

長野県りんご三兄弟。秋映(あきばえ)、シナノスイート、シナノゴールド。
シナノスイート、シナノゴールドは、長野県の育種です。

秋映の特性の話。
果皮色が暗赤色で、着色が早いほうで、完熟するほどに濃くなるようです。
暖かい地域のリンゴでは、一般に着色不良が多いものです。
秋映は、着色の良い品種で、比較的標高の低いところでも作られています。
標高が高い寒い、低温の地域ほど、黒っぽい色が強く出て、ドス黒い個体になりやすいです。低温の個体は酸抜けも遅い傾向だそうです。
そういう意味では、長野県では暖かい地域に適する品種とされています。外観に影響するので、重要な項目です。

この品種は、「つるサビ」と呼ばれる、いわゆるサビが出やすいことも、外観上敬遠されやすい点です。
サビとは、りんご表面が錆びたような、ザラザラとした茶色になる現象。
食味には影響ないのですが、外観重視の市場でここまで食い込んできたのは、食べて美味しいことが浸透した結果でしょう。

充分甘いリンゴです。この品種は、蜜入りがあってもわずか とされます。
店頭では、「蜜入りですか?」の質問もあるかと思いますが、蜜入り=甘いというわけではないこと、蜜入りにならない品種も多いことを説明してください。


ご両親をご紹介します。

あまり似てないんですよね。
突然変異の優秀な子。

202109改

関連ワード

くだもの赤りんご秋映あきばえ長野3兄弟リンゴ林檎

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