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ちりめんきゃべつ|心にチクっとささるワードで作る「ちくわPOP(ちくわぽっぷ)」|農産物直売所やスーパーの青果売り場の活性化に!農に特化したPOPが無料!!

ちりめんきゃべつ

カテゴリ:やさい

サボイキャベツとも。生でもたべられますが、かたくて個体差があるので煮込むことをテーマにしました。写真は山形県産のもの。

ファイル名:savoy-cabbage20211107.jpg

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ちりめんキャベツ  縮緬キャベツ  縮緬甘藍
サボイキャベツ(サヴォイキャベツ)
英:Savoy cabbage

【 由来 】


フランス・サヴォア地方の地名からきた呼び名のキャベツ。


サヴォア県は、山岳地で「水の城」と呼ばれるところ。チーズ銘産地でも知られた場所です。
フランスの端っこで、大半は山地。

イタリアと接しているので、サボイキャベツは、北イタリアでも盛んに食べられています。北イタリアはサボイキャベツの古くから産地のようです。結球しないタイプもあるようです。

「ちりめんキャベツ」の名でも流通しています。くしゃくしゃとした葉をしているちりめん(縮緬)のような見た目、といっても、若い世代には実感のない名前です。こんな生地です。



風呂敷や和小物で見る機会があります。手芸の世界では、小紋など伝統和柄だけでなく、洋風やエスニックなど、多様な柄で今も人気があるようです。


キャベツ自体は、明治期に日本でも栽培されるようになったのですが、日本でのちりめんキャベツの歴史はよくわかりません。おそらく、外国人居留者や外国船用などの需要から、作られるようになったのだろうと想像します。

保存性もほかのキャベツより良いので、船員の食糧にもちょうど良かったでしょう。



【 このキャベツの特徴 】


デコボコの見た目で、ちょっとゴワゴワ。葉の表面にシボ(凸凹)が強くでます。

水分が少ないですが、ゴワゴワした感じで面白い食感です。


硬い印象ですが、生でも食べられます。ただ、食べてみないとわからないところです。

特に、外葉は、硬くて生食には向かないです。苦味も感じられます。


何と言っても、このキャベツは、加熱して、しっかり煮込んで調理するのに向いた食材です。

フランスやイタリアでも、煮込み料理に愛用されています。
煮込んでもクタクタにならならず破れないので、ロールキャベツには最高です。長時間の煮込みに耐えるところが重宝される理由です。


スープ、シチュー、ロールキャベツ、クリーム煮など、煮たもののほか、炒め物にも良い印象。パスタも面白いかもしれません。

ただし量が多いと、食感に影響します。やっぱり、洋風煮物がよく合うような印象。



【 入手可能な 種 】


タキイ 「サボイエースSP」SPは改良版
トキタ種苗 「クリスピーノ」
山陽種苗株式会社 サボイキャベツ 「エンペラー甘藍(ちりめん 縮み甘藍)」
増田採種場 「シューフリーゼ」

トキタ種苗の扱っている「カーボロ・ヴェルザ」(商品名 クリスピーノ)は入手しやすいイタリアのサボイキャベツの種です。葉の赤いものもあります。

順不同 2022時点 廃番があるかもしれません

202401改

関連ワード

やさい葉物キャベツちりめんきゃべつサボイキャベツ

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