素材ダウンロード
アロエベラ
ススキノキ科の多肉植物。
多肉植物とは、葉や茎などに水を貯めこむ性質の植物。
園芸コーナーでも、プニプニして可愛く、人気があります。
アロエ自体は紀元前から利用されていて、園芸用も含め数百の種類があるようですが、アフリカ大陸南部~アラビア半島まで自生して、原産地ははっきりしません。
日本に入ってきたのも意外に古く、鎌倉時代とされます。
キダチアロエはそのまま太平洋沿岸に広く野生化しました。
アロエのうち、「アロエベラ」は観賞のほか、主に食用として栽培されています。
某社「アロエヨーグルト」に入っているアロエも、「アロエベラ」です。
「キダチアロエ」も食べられるのですが、食用にするには葉の厚みが薄いので、量がとれず面倒。苦味も強いです。
食用品種のアロエは他にもあります。
日本に入ってきているアロエは数百種あるようです。
食用としては「キダチアロエ」と「アロエベラ」2種類を知っていれば、とりあえずアロエOK。
【 キダチアロエ と アロエベラ 】
「キダチアロエ」は「木立ちアロエ」と表記したりします。
名前のとおり、樹木のような直立性です。
野生化したので和名もあって、「木立廬会(キダチロカイ)」。
耐寒性があり、庭植えでも育つ数少ない品種です。トゲも多く、赤い花を咲かせます。
「アロエベラ」は、根本から放射状に葉を伸ばします。
また、葉も大きくて厚みがあります。
外観で見分けやすいですね。
食用としては、どちらも食べられますが、クセの無さから、アロエベラがよく売られています。
ヨーグルトや、ジュース、凍らせても味わい深いアロエベラです。
ねちょねちょして、気味悪いという人もいますが、食べてみてほしいです。
1本あると、けっこうな量がとれますよ。
ここでは野菜の類としています。
食べると、果物みたいなイメージもあります。
202410改