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千両梨 身不知なし せんりょうなしTX|心にチクっとささるワードで作る「ちくわPOP(ちくわぽっぷ)」|農産物直売所やスーパーの青果売り場の活性化に!農に特化したPOPが無料!!

千両梨 身不知なし せんりょうなしTX

カテゴリ:くだもの

見た目は洋梨そっくり。
外観は 慈梨(ツーリー)にも似ています。

ファイル名:202409tx_002.jpg

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千両梨  せんりょうなし  身不知(みしらず)


大柄な、西洋梨の形をした梨。


導入初期に、北海道の余市郡余市町で広まったようです。

他府県での栽培は、点在状態です。

入手は、北陸の知り合いが栽培していたものを入手。


食べ時は、皮色が黄緑色。

すでに食べごろなので、入手後は早めに食べましょう。

今となっては、ずいぶん大人しい、素朴な味わいですが、どことなく懐かしさも感じられます。



【 来歴 】


似た姿ですが、西洋梨ルーツではありません。


明治時代に導入された、中国由来の梨「鴨梨(ヤーリー)」の偶発実生と言われています。

変異したのは、北海道のようで、明治時代のこと。


大正時代は「身不知(みしらず)」と呼んでいたようです。

「身の程知らずな程、たくさんの実がなる」ことが、「身不知(みしらず)」の名の由来とか。
その後、いつしか「千両梨」の名で定着しました。


豊産な点が魅力で、一気に北海道で広まったものの、需給バランスが崩れて、思いのほか安く売られる結果となっています。

と同時に、生産する魅力も乏しいことから、栽培者も少なくなって、いまでは「幻の梨」になっています。


北海道では10月中旬ごろからが入手時期のようです。

北陸では、9月の終わり頃入手できました。



【 この梨の特徴 】


軸まわりに、茶色いサビが出ます。

見た目は、完全に洋梨。


でも、果肉は、和梨のような性質。


果皮色ですが、さらに熟していくと、黄色みのある皮色になるようです。

果肉の質も、サクサクから、やわらかな感じに変わるようです。


ただ、本来の楽しみ方は、黄緑色の果皮色の時点。

しばらく放置してみて、後日感想を記録したいと思います。20240923



【 たべてみた 】


比較的大柄なものの重さを測ってみます。


700gほどありました。

縦に半切りして、皮むきをしてみましたが、おしりの所がデコボコで、皮むきしにくいです。
洋梨のように、ヌルヌルしないので、普通にりんご剥きしたほうが楽かもしれません。


種の周辺は、ジャリジャリした石細胞。

芯の部分も、なんだか洋梨に似ています。


甘味は感じられますが、今時の強い甘味とは違い、大人しい印象。

糖度を測ってみます。


香りはほぼ感じません。

酸味も、とくに強くありません。


果肉は、堅いとはいえず、ほぐれやすくて、粗い印象。

多汁。


残暑時期であれば、しっかり冷やして楽しみたい梨でした。

関連ワード

くだものナシ梨千両梨せんりょうなし身不知みしらず

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