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たんかん タンカン TX
カテゴリ:くだもの
どうして外観が良くないのか、ご存知の方 お教えください。
食べたときのギャップもすごいです。
ファイル名:202604tx.jpg
たんかん タンカン 短柑 桶柑
科:ミカン科 Rutaceae
属:ミカン属 Citrus
種:タンカン C. tankan
親はポンカンとオレンジ類の自然交雑ではないかと考えられています。
呼び名は、苗木を導入した台湾読みの「桶柑(トンカン)」から来ているようです。
行商の人たちが、桶に入れて運んだのでしょう。
【 タンカンの伝来 】
原産は、中国広東省とされています。
日本へは、明治ごろに台湾から鹿児島県に伝わりました。
本格的な苗木の導入は、明治中頃以降 統治下にあった台湾総督府のころのようです。
温暖な環境を好む柑橘で、鹿児島~沖縄南西諸島にかけて栽培されています。
九州では鹿児島 枕崎、南さつま、肝付、南大隅など。
いずれも、かなり南方ですね。
かなり温暖でないと、果実の肥大も良くないようです。
【 主な品種 】
国内栽培品種は、すべて台湾からの苗木が元になっています。
「T-132」 台湾導入苗木の選抜育成
「垂水1号」 台湾から導入された苗木から選抜された大玉系
「名護紅早生」 台湾から導入した実生を選抜したもの 品種登録あり
「平井Red」 奄美市の平井氏の園地で発見された垂水1号の枝変わり 品種登録あり
垂水1号は、鹿児島県果樹試験場で、T132より大きめの果実。
名護紅早生は、早生品種で、名前のとおり、沖縄県の育成。果皮色が濃いタイプ。
タンカンの交配品種として、「青島温州」との交配でできた「愛媛果試第16号」があります。
【 食べてみた感想 】
外観は、明るい感じのオレンジ色。
種はあっても少なく、ほぼ種なしです。
香りも良く、独特のものがあります。
果肉は甘くて濃厚。じょうのう膜も薄いので、食べやすい柑橘です。
問題は、外観と、みかんのように気楽に皮むきしにくい点です。
皮むきは慣れの問題かと思います。
おしり側に指を突っ込んで4つ割りしてから、外皮を外していくと、皮むきしやすいです。
果皮に黒いブツブツがところどころに入ります。
スレ傷でしょうか、傷の多い個体も見かけます。
食べると美味しいのですが、外観はパッとせず、見た目で損しています。
比較的買いやすい価格で売られていることが多いので、カジュアルに楽しみたいですね。
2~3月ごろが最盛期。
4月になっても入手できるかもしれません。
なお、裏年と表年の差が大きい(隔年結果性)性質だそうで、安定した収量に課題があるようです。
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