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ポポー ポーポー pawapawa

カテゴリ:くだもの

tikuwaにとっては懐かしい果物ですが、一般に馴染みはないでしょうね。

ファイル名:pawapawa20211015.jpg

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ポポー  アケビガキ  
pawpaw


科:バンレイシ科 Annonaceae

属:ポポー属Asimina
種:ポポー A. triloba


北米原産。主に東部。

ネイティブアメリカンや大陸への入植者によって育てられてきました。
形状がアケビに似て、柿のような味と色あいの果肉であることから、「アケビガキ」とも呼ばれます。


明治時代には日本に持ち込まれたそうです。

戦後になって、富裕層の庭木として広まります。
熱帯性の樹木ですが、耐寒性もあるので、日本国内でも栽培適応範囲は広いです。また、病害虫にも強いようで、無農薬でも栽培可能です。


品種がいくつか有りますが、あまり意識されていません。

変わったものは見る機会がないことから、戦後からの在来種がメインと思われます。


農業技術センター果樹試験場が、高知県での品種適応性の情報を公開しています。

品種選びの参考にどうぞ。
農業技術センター果樹試験場 / ポポーの品種特性と高知県での適応性(情報)
https://www.nogyo.tosa.pref.kochi.lg.jp/download/?t=LD&id=8829&fid=68823


果実は、熟すのが早くて、日持ちがしないことから、時折、直売所や道の駅などで見かけるくらい。珍しい存在の果実になので、「幻の」の形容詞がついたりします。

特に、皮部分がすぐに黒く変色することから、市場流通には向かないです。
収穫したら、冷蔵保存したほうが良いです。
果肉だけを冷凍するのも手です。



【 ご注意 】


果実しか見ることがないと思いますが、樹木をお持ちの場合、葉と茎には毒性があります。

バンレイシ科特有のアセトゲニン類で、害虫が寄り付かない理由にもなっています。
果肉には、まれにアレルギー症状のでる人もいるようです。


【 食べてみた印象 】


バナナとマンゴーを合わせたような風味。

明るく元気な果物の印象。
ねっとりとした果肉。カスタードクリームのような粘性があります。


特徴的なのは、強い香り。

何といってよいのかわからないですが、南国を思わせるもので、ややしつこい匂いです。
なんともエキゾチックな感じ。
この果実の賛否が分かれる、大きなポイントです。


大きなタネがいくつか入っています。

柿やビワに似た感じのタネです。


保存性を高めるために、果肉を冷凍する、という手もあります。

夏にぴったりの、濃厚でクリーミーなアイスシャーベットに変身します。
冷やすことで、特有の香りもすこし薄れる印象で、食べやすくなります。


じつは、近所に植えている人がいたので、子供の頃から、もらって食べていました。

そのお宅は、開業医で、裕福でしたね。
なんともクセのある果物ですが、お腹のすいた子供は何でも食べます。
食べ方は、手で揉んで、ふにゃふにゃになったところで、外皮に穴を開けて「ちゅうちゅう」と吸い込んで食べていました。種も除けるので都合いいです。よかったらお試しを。

202110
202308

関連ワード

くだものその他果物ポーポーポポーアケビガキ

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