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金時草 きんじそう|心にチクっとささるワードで作る「ちくわPOP(ちくわぽっぷ)」|農産物直売所やスーパーの青果売り場の活性化に!農に特化したPOPが無料!!

金時草 きんじそう

カテゴリ:やさい

金時芋に色が似ているとの評からこの名。

ファイル名:ishikawagynura-bicolor220211017.jpg

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スイゼンジナ  水前寺菜  金時草  ハンダマ  式部草  
Okinawan spinach

科:キク科 Asteraceae
亜科:キク亜科 Asteroideae
属:サンシチソウ属 Gynura
種:スイゼンジナ G. bicolor
和名はスイゼンジナ。石川では「金時草」、熊本では「水前寺菜」、沖縄では「ハンダマ」、愛知では「式部草」と呼んでいるものです。
東南アジア原産。インドネシアのモルッカ諸島とされています。タイからインドにかけての山岳地域とする説もあります。日本には18世紀頃中国から伝来したようで、案外歴史が浅いです。
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名前の由来とされている説について
【スイゼンジナ・水前寺菜】熊本県の水前寺地区(熊本市中央区水前寺町)で、湧き水を利用して栽培されたことから水前寺菜と呼ばれるようになったそうです。
【金時草】赤紫色が、金時芋に似た色をしているところから。金時豆の色からとも。
【ハンダマ】葉形がシロダモに似ていて、紅(フォン)色のダモが訛ってハンダマに。
【式部草】紫といえば式部 だからでしょうか。わかりません。
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熊本の水前寺菜は、中国から伝わったものが江戸期には既に栽培されていたとされます。
19世紀までには、各地で作られたようですが、各地で途絶える中で、昭和以後も残ったのが、熊本、金沢市、南西諸島だったようです。
金沢での栽培は、大正時代に、中田龍次郎氏がどこかから持ち帰って植えたもので、その後、子息の田中義久氏が昭和初期に出荷するように。その後自家消費を中心に広まり、昭和37年には市場に出荷されるようになったそうです。
南西諸島内は,栽培に関する情報が乏しいことから不明。
熊本では「ひご野菜」、金沢では「加賀野菜」として、育成されています。
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氷点下では枯れてしまうので、北限で確認されているのは宮城県のようです。葉形態が宮城、南西諸島のものは異なるようで、金沢と熊本のものは似た葉形状とのこと。
伝わった経路はよくわかりませんが、ルーツはそれぞれ違うのかもしれません。中国から来たわけではない可能性もあります。
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ゆでると、ぬめりが出るタイプ。塩ゆでは30秒~くらいと短くていいです。硬い茎は避けて、細いものは先にゆでたほうが良いです。肝心の紫色は、ゆでると無くなって緑色になります。アントシアニンの色素です。アクがあるので、ゆでたらすぐに水ですすいで水気を絞ってください。
紫色にならない、元々青いものもあるようですが、見たことがありません。
おひたし、ぽん酢あえ、ごま和え、酢の物、天ぷら といった食べ方が一般的です。
炒めると、茎がシャキシャキして面白い食感です。
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花が咲きますが、種はできないタイプの植物なので、通常は挿し芽による栄養繁殖がおこなわれます。改良種は出ていないようです。苗を入手することが可能です。生育温度は20度~なので、時期を選んでください。
越冬させるには、株元から掘り起こして、ハウスで越冬します。
販売元
キンジソウ(タキイ種苗)
スーパー金時草(福井シード)

202204改

関連ワード

やさい葉物野菜金時草水前寺菜式部草

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