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コリンキー
colinky
目:ウリ目 Cucurbitales
科:ウリ科 Cucurbitaceae
属:カボチャ属 Cucurbita L.
オーストラリアかぼちゃと日本のかぼちゃの、ハーフです。
皮色が、レモン色の個性的外観。
収穫が遅れると、うすいオレンジ色に近づくようです。
若どりの黄色いうちは、皮ごと生食できるという特徴があります。
【 品種登録情報 】
農水省に品種登録されています。抜粋し転載。
作物区分 野菜
農林水産植物の種類 Cucurbita L.(和名:カボチャ属)
登録品種の名称 コリンキー(よみ:コリンキー )
出願公表の年月日 1999/07/29
登録年月日 2002/09/04※期間満了
育成者権の存続期間 20年
品種登録者の名称及び住所 (2名併記です)
株式会社山形セルトップ (990-0408 山形県東村山郡中山町大字岡834-5)
株式会社サカタのタネ (224-0041 神奈川県横浜市都筑区仲町台二丁目7番1号)
この品種は、オーストラリア国から導入した「B625」の選抜系統を母系とし、「打木赤皮栗」の選抜系統を父系とする交雑品種であり、側枝の発生が中で、出荷時の果面は黄の地色に白条の模様があり、果肉は黄色で幼果の生食用の品種である。---大きさは中、節成性はかなり高である。は種-収穫までの日数は早、果実の形は球、先端及び基部の形は凸、大きさはかなり小、果面の状態は溝、地色(出荷期)は黄、模様(出荷期)はその他(白条)、果肉の色は黄、質はかなり粘である。---
山形セルトップとサカタのタネの合同育成品種。
オーストラリア産かぼちゃと、「打木赤皮栗かぼちゃ」の交配。
いわば「ハーフ」のかぼちゃです。
株式会社セルトップ(山形県東村山郡中山町岡834-5)は、社名からわかる通り、セルトップ苗(セル成型苗)のほか、ポット苗を製造販売する会社で、サカタのタネの子会社にあたります。
【 この野菜の特徴 】
サカタのタネのHPでは、レモン色の果皮色で紹介されています。
入手時は、ややオレンジ色に変化した個体で、追熟がすすんだものです。
後述の感想は、オリジナルとはちょっと違うのかもしれません。
サカタのタネのHPに特徴の記載があります。
抜粋して転載します。
ちなみに、サブ見出しで「サラダカボチャ」と紹介しています。
https://www.sakataseed.co.jp/product/item/?code=921103
日本では珍しい変わりカボチャです。果実は鮮やかなレモン色、皮ごと食べられ、歯ざわりよく、くせがないのでサラダや浅漬けによく適します。とり遅れたらジャムにしておいしくいただけます。
収穫
開花後10~15日くらい、大きさは500g~1kgの果実を連続して収穫することができます。大きくすると後の果実が落下しやすくなるので若いうちに収穫します。
【 切って生で食べてみる 】
ふつうのかぼちゃより切りやすいけれど、硬いことには違いないです。
一旦切ってしまえば、内側から切りやすいですね。
甘さは無く、フルーツに似た香りがあります。味はありません。
いわゆる「かぼちゃ」とは別物の感じ。
ウリに近いという印象です。
サカタのタネHPでも、ジャムに向いているとあります。甘さは足してください。
生のまま食べることができるのが特徴のコリンキーですが、一般的なカボチャと同じく、天ぷら・煮物も試してみたいところです。
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