西海３１号　ドラゴンレッド

ドラゴンレッドとは品種名ではなく、全農の登録商標。

品種名は、西海３１号で登録されています

優位性として、

赤皮　赤肉であることから、差別化商品になる

国産調理用需要を喚起する

でんぷん価が高く、加工にも向いている

ジャガイモシストセンチュウ抵抗性をもち生産に寄与する

機能性成分アントシアニンを含んでいる

といった点が挙げられます

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農水品種ＤＢ　以下　抜粋一部中略

作物区分              食用作物

農林水産植物の種類          Solanum tuberosum L.（和名：バレイショ種）

登録品種の名称   西海31号（よみ：ｻｲｶｲ31ｺﾞｳ  ）

登録年月日          2009/02/26

育成者権の存続期間          25年

品種登録者の名称及び住所

長崎県 （850-8570 長崎県長崎市尾上町3番1号）

---いもの長短は長、いもの扁平度は弱、いもの形は楕円形、皮色（１次色）は赤、皮色（２次色）は無、目の深浅はかなり浅、肉色（１次色）は赤、肉色（２次色）は白、肉色（２次色）の分布は中心部、休眠期間は極短、枯ちょう期は中早、早期肥大性はやや速、上いも重は大、上いも数は多、上いも平均１個重は中、肉質はやや粉、Ｙモザイク病抵抗性はやや強、疫病圃場抵抗性は弱、ジャガイモシストセンチュウ抵抗性推定遺伝子型はｈである。　出願品種「西海31号」は、対照品種「デジマ」と比較して、いもの形が楕円形であること、皮色（１次色）が赤であること、肉色（１次色）が赤であること等で区別性が認められる。対照品種「ニシユタカ」と比較して、いもの形が楕円形であること、皮色（１次色）が赤であること、肉色（１次色）が赤であること等で区別性が認められる。

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「ドラゴンレッド」商標の情報

登録番号：第5394533号

出願日：平成22(2010)年 9月 13日

商標(検索用)：ドラゴンレッド＼龍赤

称呼（参考情報）：ドラゴンレッド，ドラゴン，リューアカ，リュー，タツアカ，タツ

権利者　氏名又は名称：全国農業協同組合連合会

住所又は居所：東京都千代田区

指定商品は　即席菓子のもと，食用粉類、野菜，種子類　となっています。

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長崎県農林技術開発センター　以下開発のねらい、背景等　引用　抜粋一部中略

赤皮・赤肉の馬鈴薯（ばれいしょ）新品種「西海31号」は、2009年（平成21年）2月に品種登録されました。「西海31号」は、アントシアニンという色素を含む赤皮・赤肉の品種で、でんぷん含有量が高く加工適性に優れる品種です。本品種は、JA全農より「ドラゴンレッド（龍赤）」として商標登録されています。

１．育成のねらい

バレイショの需要量は国産の調理用が減少し、冷凍の輸入品が業務用を中心に増加傾向にあります。そこで、新規需要の開拓と拡大を図るために、機能性成分のアントシアニンを含み、肉色が赤色で、加工および調理適性の高い「西海３１号」を育成しました。

２．来歴（育成の経過）

1999年秋作において、デンプン含有量が高くていもの形がよい系統「96016-8」を母とし、赤皮・赤肉の系統「長系115号」を父として交配し、翌年から育成・選抜し、2006年11月に品種登録出願を行いました。農林水産省の審査を経て、2009年2月26日に新品種として登録されました。

３．主要特性

出芽が早く、初期生育は良好ですが、熟性が中早生で黄変は早い。

いも数が多く、１個重はやや小さい個数型品種であり、収量は春作では「デジマ」並、秋作では劣ります。

塊茎（いも）は赤皮、楕円形で、目が浅くて形崩れが少なく、外観がよい。

肉色は赤色で、機能性成分アントシアニンを含みます。

でん粉価は14%台と高く、ポテトチップ等の油加工原料用に適します。

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202201改