素材ダウンロード
改良の元は、あの辛いハラペノ(ハラペーニョ)です。輸出向けでしょうか検定中に、偶然見つけたもの。こりゃコドモに喜ばれるということで、発表されました。
農水への品種登録はありません。
商標登録は以下
商標(検索用):TAKII∞こどもピーマン
権利者 氏名又は名称:タキイ種苗株式会社
住所又は居所:京都府京都市
登録日:平成22(2010)年 11月 5日
出願番号:商願2010-24227
更新登録日:令和2(2020)年 8月 12日
存続期間満了日:令和12(2030)年 11月 5日
ちなみに、ピー太郎はすでに商標登録されていて、千葉県の㈱マルハチが豆菓子として商標登録。
タキイによると、以下のような特徴があるそうです
1.全糖量が高く甘い
糖の中でも甘味度の高いフラクトースの割合が高く、従来品種よりも甘味があります。
2.パプリカより酸っぱくない
クエン酸の含量が、パプリカの7分の1程度で、酸味が少ないピーマンです。
3.苦味が少ない
苦味に関与するポリフェノールの含量は、従来品種の約10分の1です。
辛くない
4.トウガラシ‘ハラペノ’由来
メキシコのトウガラシ‘ハラペノ’由来ですが、辛味成分のカプサイシンを全く含みません。
5.果肉が厚くジューシー
果肉の厚さが従来品種の2倍以上で、水分含量が多くジューシーな食感です。
以上転記
苦味はもちろん、ほんのり甘くて生でもかじれました。
ピーマン改良種では、ほかに、種のないピーマン
「タネナッピー」横浜植木㈱があります。
パプリカの甘い品種も出てきているので、競争激化。今後どうなりますでしょうか。
202201改