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紫小松菜 ムラサキコマツナ
葉っぱの部分が紫で、軸が緑のものと、軸も紫色のものがあります。
葉っぱが紫色であれば、「紫小松菜」として流通しているものです。
寒さにあたるほど、紫色は はっきりするようです。
紫色を強調したい場合は、周年栽培むきではないかもしれません。
高温期では、全体が緑色か、軸だけが紫になったり、不明瞭なくすんだ色になる場合があるようです。
紫色の元は、アントシアニン。
水溶性ですので、茹でると色落ちします。
熱湯でサッと湯がくか、蒸したり、レンジ加熱でも良さそうです。
軸の根元に十字の切れ目を入れることで、短時間で茹でることができます。
生食に向いているという記述が多くみられます。
育成地での個体差もあります。
葉っぱよりも、軸にエグミが残りやすいので、葉だけをサラダに、という人もいるようです。
実際に、葉っぱを生食しましたが、やはり青臭さは残っていました。
早どりしたもの以外は、一概には生食向きとは言えないなと感じました。
たしかに、普通の小松菜よりは、クセは少ない印象です。
この野菜は、色を活かすのが大切なポイント。
こってりしたチーズやスパイシーなオイル、スパイス、半熟卵などと合わせると良さそうです。
【 種の販売情報 】
種苗会社からいくつか種類が出ています。
渡辺農事 むらさき祭(まつり)
トキタ種苗 BV950 赤コマツナ(軸は緑)
トキタ種苗 TSX-553 紫コマツナ(軸も紫)
TSX-553の紹介動画 リンクこちら https://www.youtube.com/watch?v=4R_QRMBkeZY
タキイ種苗 「すみれ星」は廃盤のようです。
今後も廃盤があるかもしれませんので、ご確認ください202403。