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ゆめのか いちご 楕円枠
カテゴリ:POPを描こう(自作応援)
ファイル名:upload_046.jpg
愛知県のオリジナル品種で2007年に品種登録されました。
「久留米55号」×「系531」の交配。
市場小売り用に出てくるいちご新品種は、ほとんどが「輸送に強い」品種です。果皮が硬めなことは、つぶれや形くずれに強く、完熟状態で出荷できるというメリットがあります。良い事だらけですね。
大粒化、甘さと酸味のバランス、香り、ジューシーさ、収量の多さ、栽培のしやすさ、断面の美しさなど、いちごに求められるものは多様です。このいちごは、「いちご断面図カタログ」の、ちょうど真ん中に位置しています。ある意味すごいですね。
ほどよい酸味、しっかりした果肉、美しい円錐形、よい食感。
「みんなのゆめのかなういちご」の一部をとって名前にしたようです。
農水登録DB 以下
作物区分 野菜
農林水産植物の種類 Fragaria L.(和名:イチゴ属)
登録品種の名称 ゆめのか(よみ:ユメノカ
出願年月日 2005/03/02
出願公表の年月日 2005/11/07
登録年月日 2007/03/22
育成者権の存続期間 25年
品種登録者の名称及び住所 愛知県 (460-8501 愛知県名古屋市中区三の丸三丁目1番2号)
この品種は、「久留米55号」に出願者所有の育成系統を交配して育成されたものであり、果実は円錐形で大きく、果皮の色が鮮紅の促成栽培に向く品種である。草姿は中間、草勢は強である。
果実の縦横比は縦長、大きさは大、果形は円錐、果皮の色は鮮紅、果実の光沢は強、そう果の落ち込みは落ち込み小、がく片の着き方は離、果径に対するがく片の大きさはやや小、果実の硬さは硬、果肉色は淡紅、果心の色は淡赤、果実の空洞は中である。開花始期は中、成熟期はやや晩、季性は一季成りである。
栽培には愛知県との許諾契約が必要。品質が優秀なので、長崎県で積極的に特産化がすすめられています。2021時点で既に長崎産いちごの4割が「ゆめのか」に転換しているようです(豊洲しらべ)。愛知うまれ、長崎そだち と呼ばれるようになるかもしれません。
202201