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スティックブロッコリー 茎ブロッコリー 茎立ブロッコリー
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茎が細く、長く伸びて、先端に花蕾。アスパラに似た甘さと歯ごたえで、花蕾よりも、茎の部分を楽しむ野菜です。 食品成分についての公的な資料はありませんが、ブロッコリー並と考えてよさそうです。
頂花蕾を摘芯したあとの脇芽を収穫するタイプが多いです。トキタ種苗「プロフローレ」は、側枝が出ない一発収穫タイプで、栽培上の違いがあります。以下ブロッコリー品種 各社から出ています。
■スティックブロッコリーのいろいろ 抜粋
サカタのタネ 「スティック セニョール」
トキタ種苗 「スティッコリー」
トキタ種苗 「プロフローレ65/80」
タキイ種苗「茎ブロッコリー グリーンボイス」
丸種㈱「茎ブロッコリ アスリー」
株式会社アタリヤ農園「茎立ブロッコリー」
苗はデルモンテ社のものが流通していて入手しやすいです。
スティックセニョールは、農水品種登録されています。以下抜粋中略
作物区分 野菜
農林水産植物の種類Brassica oleracea L. convar. botrytis (L.) Alef. var. cymosa Duch.(和名:ブロッコリー変種)
登録品種の名称 スティックセニョール(よみ:スティックセニョール )
登録年月日 1994/03/09
育成者権の存続期間 15年
育成者権の消滅日 2009/03/10 ※期間満了
品種登録者の名称及び住所 株式会社サカタのタネ (224-0041 神奈川県横浜市都筑区仲町台二丁目7番1号)
この品種は、「中里早生×ド・シコー」の選抜後代系統を母系とし、「緑嶺の選抜後代×芥藍」の選抜後代を父系とする交雑品種であり、花らいの球茎の主茎及び1次分枝茎が長く、側枝花らいの収量が高い極早生の品種である。---花らい球の形状は扁丸形、花らい球重は小、花らい球の基本色は緑、緑の区分は緑、花らい球茎の長さは長、太さはやや細、色は緑、花らい粒の大きさは中、花らい粒の早期開花及びリィーフィーの発生は少、側枝花らいの発生は多である。収穫期の花らいの位置は出ない、収穫期は極早、側枝花らいの収量割合は多、花芽分化温度は高である。「緑嶺」、「ブロステム」及び「中里早生」と比較して、花らい球重が小さいこと、花らい球茎の太さが細いこと、花らい球茎の色が濃いこと、花芽分化温度が高いこと等で区別性が認められる。
メキシコ・米国に輸出され商業生産され人気になりました。のちに国内で見直さるようになったようです。
カイラン(芥藍)はアブラナ科の結球しないキャベツとブロッコリーのあいのこのようなもので、茎部分がそっくり。葉や茎のほか花蕾も食べます。「ブロッコリー×ブロッコリー」×「ブロッコリー×中国野菜」ということになるんでしょうね。ド・シコー(ドシコ、デシコ、DeCicco)は100年以上前の伊産固定種ブロッコリー。中里早生は国内育成1号のブロッコリー。いずれの種も入手可能です。
軸の部分の根元のほうが硬いので、1分ほど長めに茹でたいです。合計2分ほど。アクが少なく、レンジも可。
炒め物、和え物、グリル、肉巻き、パスタの具、天ぷら。まずは、シンプルにサラダで味わいましょう。
番外
■スティックブロッコリーで花蕾が紫色のものがあります
グリーンフィールド「パープル サンティ」
丸種㈱ マルタネ 「スカーレットダンス」
サカタのタネ 「紫セニョーラ」
小林種苗 「冬紫宝(ふゆしほう)」
画像は「スカーレットダンス」美しい色のコントラストです。紫色は茹でると抜けていくので、茎と分けて茹でるか、レンジ加熱がおすすめです。
廃番の可能性があります ご確認ください202201
栽培
アブラナ科なので、害虫等との闘いになります。防虫ネットを使ったり、薬剤散布が必要です。ブロッコリーの登録農薬とは異なりますので、必ず確認したいところです。細くて風にも弱いので施設かトンネルに向くかもしれません。