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大紅栄 赤りんご TX|心にチクっとささるワードで作る「ちくわPOP(ちくわぽっぷ)」|農産物直売所やスーパーの青果売り場の活性化に!農に特化したPOPが無料!!

大紅栄 赤りんご TX

カテゴリ:くだもの

大きい!うれしい!
工藤清一氏の育成。

ファイル名:daikouei-apple-20230118tx.jpg

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大紅栄  だいこうえい


【 品種登録情報 】


農水省に品種登録されています。抜粋転載。


作物区分 果樹
農林水産植物の種類 Malus Mill.(和名:リンゴ属)
登録品種の名称 大紅栄(よみ:ダイコウエイ )
登録年月日 2005/02/07
育成者権の存続期間 25年
品種登録者の名称及び住所 弘果弘前中央青果株式会社 (036-8085 青森県弘前市大字末広一丁目2番地1)
登録品種の育成をした者の氏名 工藤清一 
この品種は、「未希ライフ」の自然交雑実生から育成されたものであり、果形が扁円、大きさがかなり大、果皮を被う色が紫紅の育成地(青森県弘前市)では10月中旬に成熟する中生種である。・・・果実の大きさはかなり大、果皮の地色は黄緑、果皮を被う色は紫紅、色の量は多、強さは濃、着色部縞模様の多少は中、さび状果点は無、果点の大きさ、密度、スカーフスキン及び果皮のろう質は中、粗滑の程度は滑である。・・・果心の形は短円、大きさは小、果肉の色は白、褐変化は弱、硬さ及び肉質は中、蜜の多少は無~僅、甘味は中、酸味は弱、渋味は無、香気は少、果汁の多少は多、種子の形は倒卵、大きさは中である。発芽期及び開花期は中、成熟期は中で育成地においては10月中旬である。結果の早晩は早、後期落果は無~僅、普通貯蔵、冷蔵貯蔵及び心かびの発生は中である。「安祈世」及び「ジョナゴールド」と比較して、果実が大きいこと、果皮を被う色が紫紅であること等で区別性が認められる。
以上


「未希ライフ」の自然交雑実生。
10,000の種を育てた中から選別した、特大の果実のなる樹を発見。
「未希ライフ」「大紅栄」ともに育成者は工藤清一氏。

品種登録者の、弘果弘前中央青果株式会社とあるのは、弘前市にある、全国のリンゴの2割ほどを扱う青果物卸会社。経緯はよく判りませんが、同社は「つがりあん」の商標登録者であり、工藤氏も、青森リンゴの発展のためには、自身で登録するよりもブランド価値も守れて、良いと判断したのでしょう。

【 育成者 工藤清一氏について 】


工藤清一氏は、多数のリンゴ育種に関わり、品種登録も多いです。
昭和55年ごろから、取り組み始めたようです。

工藤氏が育成した、農水品種登録にある、リンゴ (内は出願年)

未希ライフ(1990) かんき(1990) 安祈世あきよ(1993) 栄黄雅えいこうが(1996) 石川ゴールド(1999) 黄明こうめい(2000) 紅夏べにか(2000) 大紅栄だいこうえい(2002)幸寿こうじゅ(2002)

「栄黄雅」以降に登録されたものの出願者は、全て弘果弘前中央青果株式会社となっています。

自信の著書(寄稿)も多いです。国会図書館デジタルなどをご利用ください。
新品種の作出だけでなく、青森のリンゴ栽培の一時代を支えた重要な人物です。


【 大紅栄の流通 】

先述の「弘果(ひろか)弘前中央青果株式会社」は、市場開設と青果卸ほかをおこなっています。
「大紅栄」は、弘果が品種登録者ですが、品種管理と同時に専売利用権を持っています。
「つがりあんアップル」と名付け、7品種を管理しています。

㈱弘果物流 画像が見れます
https://hirokabutsuryu.com/?p=1789
「紅夏べにか」「黄明こうめい」「幸寿こうじゅ」「津軽ゴールド」「大紅栄」「栄黄雅えいこうが」
現在は「黄輝こうき」が追加されています。
「黄輝」は弘前市 竹内昭二氏の登録・育成。他は工藤清一氏の育成品種。
ちなみに「津軽ゴールド」の品種名は、「石川ゴールド」
栽培は、生産者グループを作って、普及と品質安定のための栽培指導まで一貫しておこなっています。


実は、台湾・中国向け等の輸出向け品目でもあります。
大きなものは、「春節」需要です。

中華圏で最も大きな祝祭日「春節」。
旧正月を新年としお祝いします。



福の字が逆さになっています。
こうした、「倒福」などの飾りつけをして、福が家に来るよう願ってお祝いします。
赤い色は、縁起が良いとされ、提灯なども、真っ赤です。

リンゴも紅い色。しかも大紅栄は、どでかいサイズ。
福をよぶリンゴとして高値で取引されるようです。



【 じっさいに食べてみた 】

どうしたことか、富山の道の駅で木箱のままバラうり販売していたものを購入。
思いのほか安く、お得でした。
大きな個体で、400g以上確実にあります。ボリュームたっぷり。
赤黒い感じの果皮で、おしりの部分までしっかり赤く色づいています。

果肉はサクサクして、堅くはありません。
特筆すべきは、酸味があまり感じられないところです。
甘さが全面に出るリンゴ。

11月に入手したものですが、年を越さなくても、酸抜けして、酸味は少ないようです。
食べやすくて、お子さんにもおすすめしたいです。
皮が少し厚めな印象。気になる時は皮むきしてどうぞ。


ボリュームたっぷりですが、食べやすくて、あっという間に食べてしまいました。

関連ワード

くだもの赤りんご林檎大紅栄工藤清一つがりあんアップル

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