素材ダウンロード
紅りょうぜん べにりょうぜん
プラム品種。
「マンモス・カージナル」と「大石早生」の交雑実生で、菅野幸男(すげの ゆきお)氏(福島県)の育成品種。「りょうぜん」=「霊山」で、地名から取られています。後述。
【 品種登録情報 】
この品種は農水省に品種登録されています。
抜粋し転載。
作物区分 果樹
農林水産植物の種類 Prunus salicina Lindl. (和名:ニホンスモモ種)
登録品種の名称 紅りょうぜん (フリガナ:ベニリョウゼン )
登録年月日 1987/08/07
育成者権の存続期間 18年
育成者権の消滅日 2005/08/08 ※期間満了
品種登録者の名称及び住所
株式会社天香園 (999-3742 山形県東根市中島通り1丁目34号)
登録品種の育成をした者の氏名 菅野幸男
この品種は、「マンモス・カージナル」と「大石早生」の交雑実生で、育成地(福島県伊達郡霊山町)において7月中旬に成熟する早生種である。・・・果実の外観は扁円、果頂部の形は凸で、空洞はない。・・・果実の大きさは大(約110g)、果皮の地色は緑黄で、全面紅紫色に着色し、果粉の多少は中である。果肉の粗密は密、色は淡黄、果汁は多く、甘味は中(糖度12.7度)、酸味は中、渋味、苦味はない。・・・「大石早生」と比較して、成熟期が遅いこと、果実が大きいこと等で、「マンモス・カージナル」と比較して、成熟期が早いこと、果皮の着色が異なること等で、「ビューティ」と比較して、果実が大きいこと、梗あが深いこと等で、「りょうぜん早生」と比較して、果実が大きいこと、成熟期が遅いこと等で区別性が認められる。
菅野幸男氏は、「菅野中生(かんのなかて) 別名静香」「ホワイトクイーン」「りょうぜん早生」「紫峰(しほう)」「さわやか姫」など、6品種のプラム品種を育成しています。
今回「菅野中生」と「紅りょうぜん」を同時に入手できました。
外観は一見似ていますが、先端の突起の有無で区別できます。

撮り方が下手なせいか写真で伝わりにくいですね。
プラム(Prunus salicina Lindl.)の国内登録品種は56種(202607時点)です。約1割は、菅野幸男氏の育成品種という事になります。
【 品種名 の 由来 】
「りょうぜん」=「霊山」について。
伊達郡霊山(りょうぜん)町は、菅野さんの住んでいた所で、名前の由来になっています。
新日本百景にも数えられる場所。標高は825m。低山ながら、人気の高い山です。
霊山は、紅葉時期のトレッキングが楽しく、美しい景観を楽しめるそうです。
伊達市設置のライブカメラもあります。
https://www.city.fukushima-date.lg.jp/soshiki/20/66094.html
なお、三重県伊賀市にも「霊山」という地名がありますが、読みは「れいざん」。
【 食べた印象 】
買ってすぐ食べた印象は、カリカリとした、しっかり果肉の印象でした。
数日おいて、再び食べてみます。
果肉の断面に赤みがさしています。
柔らかめのものは、さらに全体に赤くなっていました。そういう性質なのだろうと思います。
同時に食べた静香(菅野中生)と比較して、香りが強めであることが印象に残りました。花の香りに似て心地よいものです。
酸味は、皮周辺に強く感じますが、果肉には酸味がありません。
甘味も強めですが、香りの強さに気を取られてしまいました。
「シナノパール」のような甘さはありませんが、すももって、そもそも強い甘味を期待するのが間違いというものです。
柔らかいものも食べてみましたが、甘味と同時に酸味も強めな印象がのこりました。
追熟程度で印象は変わるものです。参考までにお伝えしておきます。
20260729






