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クリーミードール セイヨウスモモ TX
カテゴリ:くだもの
紫色ではない品種。
希少とされます。
焦らず追熟を待ちましょう。なかなか楽しい体験でした。
ファイル名:202609tx.jpg
クリーミードール
長野県松本市のニッポン緑産㈱が育成した、セイヨウスモモ品種。
プルーンと呼んだりもする、プラムの一種です。
プルーンといえば、濃い紫色のイメージですが、この品種は黄色い外皮色で、外観で違ったものだと判ります。
元々は黄緑色をしていますが、追熟すると黄色く変わります。
希少な品種として扱われます。
苗木を入手しづらい事がその理由のようです。
また、皮が繊細なので取り扱いに注意が必要とされています。
普及しづらい理由なのではと推察します。
【 品種登録情報 】
この品種は、農水省に品種登録されています。
登録名は、「RYOKU PR-2」。
抜粋し転載
農林水産植物の種類 Prunus domestica L. (和名:セイヨウスモモ種)
登録品種の名称 RYOKU PR-2 (フリガナ: )
登録年月日 2016/03/22
育成者権の存続期間 40年
品種登録者の名称及び住所 ニッポン緑産株式会社 (390-1131 長野県松本市大字今井2534番地)
登録品種の育成をした者の氏名 櫻井茂隆
・・・果実の外観は短楕円、・・・果実の大きさは中、果皮の地色は緑黄、果皮の着色は黄、着色の濃さは無又は極淡、着色の形は全面、果粉の多少は中、果肉の色(切った直後)は淡黄、果肉の変色(切断30分後)はかなり晩、果肉の硬さは中、果肉繊維の多少は中、果肉の粗密は中、果汁の多少は中、甘味は高、酸味は中、渋味は少、苦味は無又は極少、香気は少、・・・核と果肉の粘離は半離、・・・果実の着色の難易は難、裂果は無である。 出願品種「RYOKU PR-2」は、対照品種「イエローエッグ」と比較して、果実の大きさが中であること、核の大きさが中であること等で区別性が認められる。対照品種「Golden Transparent Gage」と比較して、果実の外観が短楕円であること、梗あの深さがかなり浅であること、梗あの広さが狭であること等で区別性が認められる。対照品種「ブルータン」と比較して、果皮の着色が黄であること等で区別性が認められる。
育成者の櫻井茂隆氏は、ニッポン緑産株式会社の代表取締役。
取扱い品種について、HPでデジタルカタログが閲覧できます。
HP https://nippon-ryokusan.co.jp/
見てみると、この品種が希少だと言われる理由が推測できます。
この苗木販売は、会員制をとっており、5 本 25,000 円~となっています。
苗木としては高額な部類で、気楽に導入できるとは言えません。
また、一般の園芸ネット通販やホームセンター市場には出回ることもありません。
栽培する人が限られているというのが、希少扱いとなっている理由のひとつなのでしょう。
今回入手したパックに入っていた紙。

果皮が柔らかいので傷がつきやすいそうです。
一般に、ドライフルーツとして認知されるプルーンですが、この果実では試していません。
以前、生プルーンを自然乾燥させた事があります。

美味しいのですが、失敗も多くて、なかなか難しいものです。
【 商標登録情報 】
「クリーミードール」は、商標登録されています。
抜粋し転載。
出願日:平成19(2007)年 3月 14日
先願権発生日:平成19(2007)年 3月 14日
商標(検索用) :クリーミードール\Creamydoll
権利者 氏名又は名称 :ニッポン緑産株式会社
住所又は居所:長野県松本市
苗木,果実,種子
【 食べてみた印象 】
9月初旬に入手。
その時点では、黄緑色の外皮色です。
常温で追熟。10日ほど放っておきました。
追熟しすぎかな、という印象もあります。
元の黄緑色はなく、うすい茶混じりの黄色い果皮色です。
「山吹色」に近い と言って良いでしょう。
皮付近から、とくに香りはなく、色の変化で判断するしかなさそうです。
食べる前に、冷蔵庫に入れておきます。
食べた第一印象は、たっぷりジュースが詰まった果肉。
あふれる果汁。
甘さも十分。とても美味しい。
香りは、特に感じられません。
酸味は皮周辺に感じられますが、さほどでもありません。
皮ごと食べましたが、皮に厚みはなく、抵抗なく食べられるでしょう。
種の実離れもよく、食べやすいと感じました。
黄緑色の状態で流通することもあるようで、山吹色まで追熟するのは時間を必要としそうです。
栽培する方も、判断が難しいようです。
今回入手したものは、長野県産の個体です。
八百健ストアーさん「やさいって美味しいよ。」のブログに、山形の長沼果樹園さんが発送した同封の説明書が紹介されています。動物に横取りされそうだし、だからといって、収穫の見極めは難しいので悩ましいという率直な気持ちが書かれています。
苦労がしのばれます。リンクで紹介させて頂きます。
https://ameblo.jp/8083-ys/image-12069373278-13415554027.html
山吹色に変わるまでの追熟を待つ時間は、もどかしく感じますが、総じて満足度の高い果実でした。






