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日野菜 ひのな|心にチクっとささるワードで作る「ちくわPOP(ちくわぽっぷ)」|農産物直売所やスーパーの青果売り場の活性化に!農に特化したPOPが無料!!

日野菜 ひのな

カテゴリ:やさい

滋賀県発祥でひろまった「カブ」のなかま。けっこう長い期間出回りますので入手もしやすいほうです。カブ、ってことは、茎ということでしょうか?ふしぎですね。

ファイル名:20201118_003.jpg

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日野菜  緋ノ菜  あかな  えびな
科:アブラナ科 Brassicaceae
属:アブラナ属 Brassica
種:ラパ rapa
変種:カブvar. glabra
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日野菜の歴史は、日野菜愛承会さんのページに詳しいです。
https://hinona.jp/rekisi02.html
要約して再編し短くまとめ引用。
「滋賀県に於ける蕪菁の品種と其の栽培」昭和15年刊によると、音羽城の近く(滋賀県蒲生郡日野町・三重と滋賀の県境に近い)、爺父渓に、野生種があったものを漬物にしたら、とても艶美で美味しいことから、付近を開墾し栽培。領主の蒲生貞秀入道智閑が、交流のあった公家・飛鳥井雅親卿に歌を添えて漬物を贈った。
“ちぎりおきてけふはうれしく出づる「日野菜」と「あかつき」を恨みわびけん”
飛鳥井雅親卿がこれを気に入り、104代後柏原(ごかしわばら)天皇に贈ると、その桜花に似た漬物を「桜漬」と呼んで、お礼の歌を返してあげなさいと仰せになった。
“近江なる檜物の里の桜漬けこれや小春のしるしなるらん”
その後、江戸末期に、なにがし源兵衛さんという人が、他国へ販路を広め、「日野菜」の名前は知られる存在となったようです。
日野菜 の名前の由来と、漬物を桜漬と呼んだ背景がわかる逸話。
蒲生貞秀が赴任した伊勢松阪、奥州会津、伊予松山にも残したようですが、現在は不明。
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カブの仲間です。日野町の気候風土に合った野菜として、室町から今に至るまで長く栽培されている、稀有な存在の野菜です。各地に広まったので、三重・京都あたりでも多く見かける野菜です。種は普通に売られていて入手しやすいです。見た目も、とても美しい野菜ですね。
地上に出る「茎」にあたる部分は赤紫で、地下の部分は白くなります。ひょろりと長くて、葉も含めて、まるごと漬物にされます。滋賀県では、漬物が主な利用法のようです。赤紫色の部分が漬物にすると、ほんのり桜色風に色づいて、あでやか。
塩漬けだと、パリッとした食感と、キリリとした辛味、苦味があって、なかなか味わい深いものです。
甘酢漬けは、食べやすくなります。
50-60日ほどで収穫できますので、真夏を除き、周年栽培が可能です。おいしい時期は晩秋から年を越したあたり。

202203改

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