素材ダウンロード

はるか りんご
カテゴリ:くだもの
ファイル名:20201220_001.jpg
はるか 冬恋 遥か
希少部類に入る、黄りんごです。
岩手大学内で育成されました。
とても美味しいリンゴです。
晩生で、黄りんごの素晴らしさを教えてくれるリンゴ。
量は少なく、けっこう希少な存在です。
黄リンゴは、おすすめしたい品種がおおいです。
【 品種登録情報 】
農水省に品種登録されています。抜粋し転載。
作物区分 果樹
農林水産植物の種類 Malus Mill. (和名:リンゴ属)
登録品種の名称 はるか (よみ:ハルカ )
登録年月日 2002/03/15
育成者権の存続期間 25年
品種登録者の名称及び住所 森美穂 (980-0803 宮城県仙台市青葉区国分町)
この品種は、「ゴールデンデリシャス」の自然交雑実生から育成されたものであり、果実の外観が円錐、大きさが中、果皮を被う色が黄の育成地(岩手県岩手郡滝沢村)では11月上旬に成熟する晩生種である。・・・果実の外観は円錐、王冠は中、がくの開閉は開、がくあの深さ、広さ、こうあの深さ、広さ及び果実の大きさは中、果皮の地色及び果皮を被う色は黄、被う色の強さは濃、量は少、さびの位置はがくあ及びこうあ、量はかなり少、さび状果点は有、果点の大きさ及び密度は中、スカーフスキンは有、果皮のろう質は少、粗滑の程度は中である。・・・果肉の色は黄、果肉の褐色化は中、硬さは硬、きめは中、蜜の多少は多、甘味は高、酸味は弱、渋味は無、香気は少、果汁の多少は多、種子の形は倒卵、大きさは中である。・・・「ゴールデンデリシャス」及び「王林」と比較して、果実の外観が円錐であること、蜜が多いこと等で区別性が認められる。
市場に出回る時期は11月に入ってから。晩生種です。
岩手大学農学部の園地で選抜育成されたそうです。
育成者はの横田清氏は、岩手大学名誉教授(故人)。育成に26年の年月を要したそうです。
「はるか」というネーミングは、お孫さんからとられたようです。
ブルーベリー栽培の発展や、園芸のみならず、幅広い活躍をされていた方。
登録者の森さんは、CandleCakeというバレエスタジオおよびバレエ用品店サイトを営んでおられます。
どうして、リンゴ品種を登録することになったのか、背景はわかりません。育成者のご親族なのでしょうか。
とても締まりのある美しく美味超絶リンゴなので、ほれ込んだのでしょう。
推測は尽きません。
種子親は黄りんご「ゴールデンデリシャス」で、花粉親は、「スターキングデリシャス」と考えられています。
当初は250g前後と小ぶりだったものを、岩手県内りんご農家の同士でつくった「はるか研究会」で大型に改良されています。
育成者の情熱を受け継いで、今に至ると考えると、感慨深いものがあります。
栽培は岩手県を中心に、各地に点在しているようです。
苗木は通販等で販売されています。
希少で、入手しにくい現状であることは変わりないと思います。
黄リンゴのおいしさを、改めて気づかせてくれた、とても良いリンゴ品種だと思います。
インターナショナル感のある交配。どちらも世界で広く栽培される品種です。
国際結婚で、日本で生まれた感じですね。
選抜品は、「岩手純情プレミアム冬恋(ふゆこい)」の名前で流通します。
ちなみに、「いわて純情プレミアム」は、全農によって商標登録されています。
【 じっさいに食べてみた 】
弘前市産のものを入手。
わりと小型の黄リンゴでした。40玉に近い小ぶりなサイズ。
以前食べたものはもう少し大柄でした。
とても明るい色で、外観も美しいです。
外皮のロウ質はすくなく、つるりとした印象。
切ってみると、蜜入り断面。
そして、とても良い香り。
実は堅めで、しっかりしています。皮も少し厚い印象ですが、ここは、皮ごと食べたいです。
食感も素晴らしく、シャキシャキ感のある果肉。
甘い果実。すっきりと、嫌みのない甘さで素晴らしい。
以前にも食べたのですが、この個体は小さくても、同じように、とても美味しいです。
酸味がなく、とても甘い。
幸せな味です。
濃厚な甘さ。強い甘味。
糖度15度以上になる、というのも納得です。
18度に達するものもあるようです。
蜜入りしやすいようです。
黄りんごで、蜜入りになるものは少ないです。
貯蔵性も良い品種。