ゆり根　　百合根　ゆりね
lily root　　lily bulb
bulbは球根や電球など球状のもの及び電球バルブ。
科:ユリ科 Liliaceae
属:ユリ属 Lilium
種: コオニユリ (L. leichtlinii)
オニユリ、コオニユリ、ヤマユリ、カノコユリが食用。
食用として商業栽培されるのは、コオニユリ（小鬼百合）の鱗茎。苦味が少ないので選ばれています。主な品種は「白銀」。近年「白銀」の種の劣化が見られることから新品種ゆり根が出ているところ。
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花卉および球根の、ゆりの生産は新潟県が盛んです。
ところが、食用となると話がかわって、北海道のゆり根がほとんど。
関西圏で主に消費されています。
ゆり根は、ほぼ毎年植え替え作業をして、鱗茎を大きくしていきます。
３年～６年の歳月がかかること、連作障害を避けるために、土地に余裕があることが、北海道に集中した理由なのではないでしょうか。
食用にしている国は日本、中国など少ないようです。

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食べ方
茶色いところを切り落とし、鱗茎の鱗片を外側からはずして水洗い。はがし難くなったら、包丁を入れてバラバラにして水につけ置き。塩ゆで２分で下処理終了。繊細でホクホクした感じになります。おせちや、茶わん蒸しのほか、炒め物や和え物メニューもWEB上で見ることができて、幅広く利用している人がいるものだなと感心します。北海道ではカレーに入れるとか。
下茹でまでしてしまえば、平べったく並べて冷凍保存できますよ。
「食品成分データベース」に、野菜類/ゆりね/りん茎　の　生/ゆで　の栄養成分表があります。
じゃがいもと比較してみました。

ご興味のある方は、何かと比較してみてください。

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