島ラッキョウ　　島らっきょう　　島らっきょ　　ダッチョウ　　ラッチョウ　　島辣韮
Okinawa shallot

科:ヒガンバナ科 Amaryllidaceae
属:ネギ属 Allium
種:ラッキョウ A. chinense
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らっきょうは、平安時代に原産国中国から入ってきました。食用というよりも、薬としての利用。江戸期になって食用として利用されるよう。
「らくだ」が主な品種。そのほか、「八房（やつぶさ）」「九頭竜（くずりゅう）」「玉らっきょう」といった品種があります。主に、鱗茎を食用にし、コリコリと食感の良いたべもの。
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「島らっきょう」は、分類上「らっきょう」ですが、気候が特有の性質をもったものにするのでしょう、小型で香りが強いです。早どりするので、鱗茎は小さめ。伊江村（本島　西の島）や宮古島市（本島の西南），糸満市周辺（本島南端）が主な産地。
一般的ならっきょうが、甘酢漬けで食べられるのに対し、島らっきょうは、味噌漬け・天ぷら・塩漬けで食べられています。
食品成分データベースには、「島らっきょう」としてのデータはありません。
「らっきょう」のデータはありますので、参考にしてください。
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栽培する場合は、種ではなく、種球（しゅきゅう）と呼ばれる、繁殖用の球根状のものを植えて育てます。通販で入手可能ですが、育成環境が違うと、本来の性質とは異なるものになると思います。
病害虫には強いようで、水はけのよい日なたを好みます。
島らっきょうは、①原種　②伊江島系　③八重瀬町系　があるようです。
たまごや商店さんのサイトでは、原種の種球をあつかっています（202203時点）。

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