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ハヤトウリ はやとうり 千成瓜  cyayote|心にチクっとささるワードで作る「ちくわPOP(ちくわぽっぷ)」|農産物直売所やスーパーの青果売り場の活性化に!農に特化したPOPが無料!!

ハヤトウリ はやとうり 千成瓜 cyayote

カテゴリ:やさい

国内では案外歴史の浅いうりです。
アメリカ大陸からきた野菜だからですね。

ファイル名:cyayote20210726.jpg

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ハヤトウリ 隼人瓜 千成瓜  チャヨテ チャーテ インドウリ
英語:Chayote  Chayote squash


目:スミレ目 Violales

科:ウリ科 Cucurbitaceae
属:ハヤトウリ属 Sechium
種:ハヤトウリ S. edule


高知では英語読みそのままChayote=「チャヨテ」。呼びやすかったんでしょうね。


英語圏ではChayote squashとも呼ばれます。つまり「チャヨテ南瓜」。かぼちゃのイメージでしょうか。


台湾では「佛手瓜」。手をグーに握った感じに似ていなくもないですね。

似た名前の柑橘「仏手柑(ぶっしゅかん)」は、手をパーに開いたような形。


中南米でさかんに食べられ、欧米、東南アジアでも知られた野菜だそうです。

全体は洋梨に似た形で、おしりの部分はいびつな形をしています。


一株から100個以上の実が収穫可能で、「千成瓜」と呼ばれます。



【 来歴 】


原産はメキシコ南部~熱帯中央アメリカ。

シロウリなどの通常の瓜は、「キュウリ属」 ですので、別に分類されます。
ウリのように、ユーラシア大陸や南方諸島から伝わったものとは、歴史的経緯が違っています。


日本に入ってきたのは1917年(大正6年)ごろ、アメリカから鹿児島に渡ったそうで、「鹿児島」=「隼人」の瓜→「ハヤトウリ」と呼ばれるようになりました。


白色種のほうは、のちに、アメリカから旧果樹試験場興津支場(静岡)に持ち込まれたのが始まりとされます。



【 この野菜の特徴 】


黄緑色の外皮色と、白い白色種 両方が流通します。

黄緑のほうがやや大きく、豊産性で、青臭いクセのある味です。
白いものには薄い毛が多くて小ぶりですが、こちらの方が美味しいと言われます。


もともとは多年草ですが、低温に弱いので1年草扱いになっています。


海外には、深緑色のものや、かなりの長さのトゲトゲのあるものもあります。

国内の白色種は、トゲがあるものが多く流通しています。


中央に大きな種があります。通常取り除いて食べます。

この種を植えても、生えてくることはありません。
保存した実を、まるごと植え付ける、ユニークな野菜。
その点では、ジャガイモの生殖に似ています。

【 どうやって食べる? 】


皮は硬いですが、ピーラーなどでむきます。

切ると、アクがベタベタと手について、人によっては手荒れの原因になります。
心配な人は手袋をして下さい。

断面同士をこすり合わせると、泡のようなアクが出てきます。

塩を擦りつけると、同様にアクは減らせます。
きゅうりに似た要領ですね。
なおも気になる場合は、塩ゆで2分ほどすれば十分かと思います。

白皮のものは、アクが少ないのでそのまま浅漬けにすることも出来ます。


浅漬けなど漬物、炒め物、煮物、スープの具など、漬物以外の食べ方も人気です。
コリコリした食感なので、きんぴらにも良いです。
佃煮のほか、豚バラや油揚げとの煮物やあんかけ。
味がない野菜なので、こってりした素材と相性が良さそう。
加熱すると、しんなりした感じに変化します。
切り方も、細切り、薄切り、さいの目など変化をつけるといいですね。


海外のサイトを見ていると、半切りをくり抜いて詰め物をしてグラタンにしたり、薄切りをソテーしたり、揚げたりと見ているとなかなか楽しいです。

寿司を天ぷらにするくらいですから、かなり柔軟な発想で参考にしたいです。


直射日光や乾燥を避け保存します。ビニール袋に入れ野菜室で1か月ほど保存できます。新聞にくるんで、常温でも長期間保存可能。


実を保存して、翌年の種として越冬させるには、新聞にくるんで、野菜室に入れる人がいるようです。

あったかすぎても芽を出し、凍るほど冷たくても腐敗の原因になります。
私は、新聞でくるんで、発泡スチロールに入れ保存しました。


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やさい実野菜はやとうりハヤトウリ千成瓜隼人瓜チャーテチャヨテ

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